安全

・放射線の被ばく限度が引き上げられる

放射線の被ばく限度が引き上げられるかもしれません。枝野幸男官房長官は6日午前の記者会見で、年間1ミリシーベルトとしている住民の被ばく限度量について引き上げを検討していることを明らかにしました。「現在の基準値は短期間で大量の放射線を受ける場合…

・ボランティアは押しかけていい

東日本大震災の被災地では、大勢のボランティアが求められています。また、日本全国からボランティアを希望する若者などが現地入りを望んでいます。しかし、ボランティアの受け入れ窓口では高いハードルが設けられ、ボランティアの申し込み窓口では現場のニ…

・農水産物の暫定基準値は維持 政府、解除ルール策定へ

厚生労働省は4日、薬事・食品衛生審議会の食品衛生分科会を開き、農水産物の放射性物質に関する食品衛生法の暫定基準値について「維持すべきだ」との意見を取りまとめた。同省は審議会の意見を踏まえ、現状の暫定基準値を確定。政府の原子力災害対策本部は…

・レベル7で放射線汚染水を海に廃棄

放射能の危険が原発の外へ垂れ流しになる。法律で定める濃度の約100倍の放射線汚染水が大量に海に捨てられます。このニュースを目にした瞬間、背筋が凍りました。 政府や東電は「低レベル汚染水」と言ってますが、それが一万トンを超える量になれば総量と…

・政治家は選挙に強いが危機管理は素人

福島県産のシイタケから規制値を超える放射性物質が検出されました。放射性ヨウ素が1キログラム当たり3100ベクレル(暫定規制値は同2000ベクレル)、セシウムが同890ベクレル(同500ベクレル)でした。キノコ類で規制値を上回ったのは初めてですが、キノコ…

・専門家の使命は市民の安全よりも原発を守る

東京電力の福島第一原発事故で、最も恐れていたことの一つが現実になりました。地下水の放射能汚染です。トレンチに貯まった大量の水から、高濃度の放射線が観測されたときに、地下水に造詣のある人の多くが恐怖を感じたと思います。 さらに、プラントの現場…

・避難所では母乳を与えましょう

東日本を襲った大震災と大津波で被災して、避難所での生活が長期化している乳児が少なくないと思います。避難所ではインフルエンザなど感染症の流行が懸念されているので、特に乳児や高齢者らは感染が深刻な症状を招きかねません。予防のために乳児には母乳…

・東京電力と一心同体の原子力専門家

アクセルとブレーキが同居しているのが、日本の原子力行政です。経済産業省には、原子力安全・保安院と資源エネルギー庁があって、前者が安全規制を主な業務とし、後者が原発を推進する業務にあります。海江田経済産業大臣は、危機的状況に陥っても原発を推…

・原発の運転再開に高いハードルを

福島第一原発の事故が深刻度を増す中、官民挙げた原発の運転再開の動きが静かに広がっています。逆風下 原発再開急ぐ国 地元反発 悩む電力各社 =2011年3月30日 東京新聞朝刊=事故が発生している福島原発でも、廃炉となるのは1〜4号機にとどまる可能性が…

・八千代市の水道水が高濃度放射線汚染

千葉県八千代市の睦浄水場で飲用基準(1キログラム当たり300ベクレル)を超える放射性ヨウ素131が検出されていたことが30日、分かったようです。首都圏では初の基準超過です。ところが、サンプリングしたのが22日だというのですから、隠蔽と言われても弁解の…

・菅首相が原発危機対応を遅らせた

福島第一原発事故の初動対応を遅らせたのが菅首相だという報道には、日本中でため息が漏れたのではないでしょうか。今は、目の前の危機を回避することが先決で、首相批判は控えるべきだという指摘はもっともだとした上ですが、最高意思決定者として適格なの…

・福島原発はきわめて深刻 IAEA事務局長

福島第一原発の事故について、日本の専門家たちは楽観的なコメントを出し続けています。事故直後から一貫して楽観的だったのは、彼らに見識がないからなのか、お上からの指示なのか、いずれにしても事態を正確に把握していないことは明らかです。現場を知ら…

・被災地支援が見劣りする駒ヶ根市

長野県は、栄村が地震の被害を受けた被災地ですが、放射能汚染で苦しむ東北の避難者を受け入れる支援地でもあります。飯田市では、福島県南相馬市からの要請を受け、避難者を受け入れています。市のマイクロバス3台、信南交通45人乗りバス2台、3tトラック1台…

・放射能の安全基準が引き下げられる

福島第一原発の放射能汚染が拡大するにつれて、安全基準を見直す動きが活発になっています。安全性をより一層確保するために基準を厳しくするというなら歓迎ですが、実際の動きは逆です。基準を緩めて規制の範囲を縮小しようというのです。 原発事故対策の現…

・放射能の暫定規制値は厳しくない

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で、福島県を中心に食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性物質が検出される農作物が相次ぎ、25日までに1都5県の野菜と加工前の牛乳で計20品目以上に上った。 福島、茨城、栃木、群馬の4県の一部品…

・水道水の放射能が下がっていない

" >長野県では、雪が降り、放射線による被ばくのリスクが増加しているので、注意が必要です。また、福島原発の放射能汚染で水道水が安全指標を超えた地域では、モニタリングの数値に一喜一憂しているようです。モニタリングの数値が高ければペットボトルの飲…

・長野県の農産物を放射能汚染する浜岡原発

" >福島原発で起きている放射能事故は、長野県から見ると少し離れた場所で起きていることのように感じている人がいるかもしれません。しかし、明日はわが身かもしれないという想像力を働かせる必要があります。福島原発の事故は、「想定を超えたら」という想…

・放射能汚染モニタリング数値の裏

" >これまでに水道水から国の指標を超える放射性物質の「放射性ヨウ素131」が検出されたのは、福島、茨城、千葉、埼玉、それに東京の5つの都県のあわせて16か所です。最も高い数値が検出されたのは福島県飯舘村の飯舘簡易水道で、20日に、国の指標と…

・長野県の農産物に放射能が与える影響

福島原発の周辺地域では、放射能による農産物の高濃度汚染が広がっている。福島県産の葉もの野菜は全滅の様相を呈している。同じく農に関わるものとして、心が痛む。 さりとて対岸の火事を傍観しているわけにはいかない。『微量』とはいえ、長野県でも放射能…

・魚介類への放射能汚染が心配

福島第一原子力発電所の事故で、食品へ不安が高まっている。牛乳やホウレンソウなどの農産物が放射性物質に汚染されていることがわかったからだ。政府によるホウレンソウや原乳などの出荷停止が始まった。 暫定基準というあいまいな表現が気になるが、安全基…

・身の回りに多発する放射能の恐怖に対して

東日本大震災の被災者は、いまだに生死の境をさまよっている人も少なくないというのに、プロ野球の経営者たちはソロバン勘定にご熱心だ。計画停電で都民が生活苦を受け入れているときに、大量の電力を浪費する東京ドームでプロ野球の試合が開催されることに…

・暫定規制値超えた食品への対応?

暫定規制値超えた食品…どう対応? ◇ 読売新聞 3月20日(日) ◇ Q 暫定規制値を超えたホウレンソウや牛乳は、とってはいけない? A 規制値を作った専門家によると、規制値は1日にホウレンソウ100グラム、牛乳1リットルを1年間とり続けた場合に健康に害…

・放射能の危険性が低く見せられている 2

恐れていたことが次々と現実になっています。原発被害地域からの農産物に基準値を大幅に超える放射能が検出されてしまいました。汚染された農産物が出荷停止になるのは当然ですが、これによって東日本全域の農産物への風評被害に波及しないことが望まれます。…

・福島原発から高濃度の放射能飛散の恐れ

福島原発が危険な状況になったようです。今後、福島第一原発から高濃度の放射性物質が放出される可能性が高くなりました。第3号機の格納容器の圧力が上昇し、緊急対応が必要になったからです。原子力保安院が記者会見で明らかにしました。 放射性物質が飛散…

・節電、省エネで東北大震災の被災地支援

東京電力で行われている計画停電に、東京電力以西の地域が節電で協力することは不要だというのは正論です。しかし、東日本大震災の被災地には節電することで間接的に貢献できます。支援物資を提供したり、義援金を募金することだけが被災地への支援ではあり…

・計画停電に備える独立型太陽光発電

東京電力管内では停電による生活の不便が長期化するようです。ようやく計画的に停電するようになって来ましたが、予測不能の大停電の可能性もあって、安心して電気を使える状況にはなっていません。懐中電灯や乾電池を大量に買いだめする動きを誘発して、被…

・福島原発事故 放射線の生活基準

福島原発から放射線が全国に飛散していることに東京を中心に不安が広がっている。国の安全感覚に国民が疑念を抱いているからだ。さらに混乱しているのは、屋内退避指示が出ている福島原発を中心とした20kmから30kmの地域だ。 屋内で退避しろというこ…

・放射能の危険性が低く見せられている

放射能汚染の被害は人体だけではなく、すべての生物に現れます。特に、農産物への影響は、内部被ばくとの関係もあって神経質になってくると思います。日本政府は、かなりすばやい動きを見せています。 ◇ ◇放射能に汚染された飲料水・食品規制へ 厚労省が基準…

・長野県の放射線(放射能)水準

状態が安定してきたので、しばらく更新を止めます。 事態に変化が現れたら再開します。 4月11日更新 長野県(長野市)の放射線情報です。3月15日の夜から急激に放射線濃度が上昇しました。その後は、なだらかに低下していますが、所々で値が高くなるのは…

・東北大震災や福島原発事故への情報発信

東北を襲った大地震に追い討ちをかける福島原発の事故において、被害に遭われました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。また、被災各地において懸命な救助、復興に携わっている国内外の方々に対して、心からお礼を申し上げるとともに、ご自身の身の安全を…