・硬直化した駒ヶ根御用市議会2

昨日に引き続き、市議会報の検証です。
地球環境を取り上げてみました。


昨年度、駒ヶ根市が策定した「地域新エネルギービジョン」について質問した議員がいる。
その存在を知っているだけでも大したものだと言いたいところだが、
質問の内容からすると、中身を知らない上っ面な知識だと分かる。


勉強してもいない議員からの質問だから、市長もその場しのぎの答弁でごまかせる。

ビジョンでは、全体でどの程度新エネの導入や省エネを進める必要があるのかを把握したもので、部門別の削減目標は定まっていない。


当たり前だ!
示されたビジョンに従って具体的な削減目標を示すのは、市長、あなたの仕事です。
ビジョンに示されていないから分からないでは、市長としての責任放棄だと言える。


市長も温暖化防止についてはまったく知識を持ち合わせないので、答えようがないし、
リーダーシップも取りようがない。
CO2の削減目標を示してしまったら、市長の生きがいである企業誘致が制限されるからだ。


効果的なCO2削減が現状ではほぼ不可能であることを示した駒ヶ根市の地域新エネルギービジョン。
にもかかわらず、小手先だけの木質バイオマス議論などで、お茶を濁して逃げのびるつもりの市長。
せっかく質問するなら、ちゃんと中身を読んで、どこがポイントか抑えておいてくださいよ。


中原市長は、借金を増やすだけではなく、駒ヶ根市炭酸ガスもどんどん増やしているんですからね。