・メーデーで村井知事へのエール

 労働者の祭典「メーデー」の1日、連合長野系と県労連系合わせ約2万4400人(主催者発表)が参加して県内23カ所で大会や集会を行い、労働者の格差是正や国際平和などを訴えた。


 長野市の城山公園では連合長野系の大会が行われた。
壇上には知事として4年ぶりに出席した村井仁知事や民主党羽田雄一郎参院議員らが並んだ。


 知事選で村井知事を支援した連合長野の近藤光会長は「今夏の参院選は重要な政治決戦だ。
政権交代につなげよう」と訴えた。
羽田議員も「与野党を逆転し、チェック機能を果たせるようにしたい」と支持を訴えた。


 また、昨年のメーデーでは鷲沢正一・長野市長が知事選の候補者として個人名を挙げ、波紋を呼んだが、今年は村井知事へのエールの場となった。
近藤会長は「県と対話ができる良い環境になりつつある」と評価。
鷲沢市長は「村井知事が隣にいるのは夢のようなこと」と喜んだ。


村井知事は「みなさんの声を聞かせて頂き、力を尽くして喜んで頂ける県政にしていきたい」と応じた。


 何なんだ、このメーデー判りにくさ。
村井知事は、一皮向けば自民党そのもの。
これにエールを贈っていながら、「政権交代につなげよう」と宣言する連合会長の頭の中はどうなっているの?


 こういうのを玉石混交と言いますが、玉が見当たらずに、石ばかりに思えてしまう。