・弁護士会が穴あきダムに意見書

 県が穴あきダム建設の方針を決めている長野市の浅川について、
弁護士会が「現在の手続きには法律上問題がある」とした村井知事宛ての意見書を提出しました。


意見書を提出したのは、県弁護士会の村上晃副会長など7人。


長野市浅川について県は穴あきダムの建設を中心とした治水計画の原案を示していて、今月、公聴会を開いて住民から意見を聞く予定です。


弁護士会では意見書で「原案ではダムなし案までを含む代替案を含めて示すべきで、ダム案しか示さないのは河川法が求める『住民参加』の趣旨に反し、法律上問題」と指摘しています。


これに対して県土木部は「原案で複数の案を示すのは河川管理者として責任を持ったあり方とは言えず、法律上の問題はない」としています。
法律に違反しなければ何をやっても良いわけではないのが道理ですが、村井県政になってからは行政としてのモラルが低下していると思います。