・塩尻市で児童見守りシステム

小型の無線機やインターネットを使って、通学路にいる子どもたちの居場所をいつでも確認できるシステムが、塩尻市内のすべての小学校で導入されることになりました。

この「児童見守りシステム」は、子どもたちが安心して学校に通えるようにと、塩尻市信州大学などが2年前から共同で開発したものです。


このほど完成したシステムでは子どもたちが携帯している無線機から自動的に出る電波を通学路のカーブミラーや街灯に設置された中継器が受信しそのデータを市のホストコンピューターに送ります。

保護者がこのコンピューターにインターネットや携帯電話で問い合わせると、子どもの居場所とそこにいた時刻がメールで送信されてくるほか、子どもたちが無線機のひもを引っ張って、保護者の携帯電話に緊急信号を送ることも出来ます。


塩尻市は今年度中に市内に9つある小学校の通学路に合わせて400個の中継器を設置し、子どもが携帯する無線機はひとつ7500円で保護者に購入してもらうことにしています。

こうしたシステムが導入されるのは県内では初めての試みで塩尻市では、「子どもを狙った犯罪への抑止力を高めていきたい」と話しています。


一方、駒ヶ根市では、小学校のPTAが携帯への緊急連絡システムを独自にやろうとしたら教育委員会が邪魔しました。

教育委員会が主導権を握って検討するからと言い訳をして、二年目になりますが何の進展もありません。


市民と協働すると口では言っていますが、実際には市の言うなりになるように抑えつけているだけです。

児童の安全を最優先に取り組んでいる塩尻市と、口先だけで何もせず市民の取り組みさえも邪魔する駒ヶ根市教育委員会

雲泥の差がありますね。