・CO2排出のリミットは残り30年


私が住宅を断熱し、エネルギーを自給できる電気自動車に切り替え、出来る限り電力を生み出すには切迫した理由がある。
原発を廃絶するため、地球温暖化を止めるためにできる限りのことをしなくてはならないからです。

どちらも切迫した状況に追い込まれているというのに、ほとんどの人は「何とかなる」と傍観して「それなりの節電」でごまかしている。

最新のIPCC報告書には、そんな無責任な生活がもたらす危機に言及している。
人類が地球に捨てることができるCO2の総量は限度があり、今の状況が続けば30年で上限に達する。
化石燃料もまた原発と同じで「トイレ無きマンション」です。

今すぐにでも、できる限りの省エネと創エネに、アリのごとくせっせと取り組まなければならない。
しかし、ほとんどの人は自分がキリギリスだとの自覚がないのだろう。


目の前に美味しい食事があるのに、自分の成人病を考えるとカロリー制限をしなければならない。
このような人は多いと思うけれど、人類にとって今の状況は、と言えば、美味しいエネルギーが目の前にあるけれど、地球の体温を考えると、使用制限をしなければならない。

IPCC AR5 気候変動 積算排出量 未来予測 市民のための環境学ガイド