・防災力 電気

震災で露呈したのがインフラの脆弱性です。
日常生活で必要不可欠な食料やエネルギーが断たれてしまう。

この機会に自宅の防災力を確認します。
まずはEVに欠かせない電気。

電気がなければ夏の暑さ、冬の寒さが堪えるだけでなく冷蔵庫が使えずに食料にも困窮し情報も入手できない。

リスク分散と効率を考慮して、宅内で電気製品に電力を供給している配線は5系列あります。
独立電源の直流12Vが二系列、独立電源の交流100Vも二系列、そして商用(家庭用)100Vです。
独立電源の100Vはバッテリー残量に応じて自動的に商用100Vに切り替わります。
12Vは常時、宅内の各室に無停電照明を灯しています。

電子レンジなどの大電力家電を除いてほとんどの家電は独立電源に配線されているので、日中は停電が発生しても気が付きません。
非常時の夜間は、バッテリーの放電設定を変えることで情報機器などを使用可能になります。

また、系統連系の太陽光発電が7系列あり、すべて1.5kWの自立運転が可能なので昼間なら合計10.5kWの供給能力があります。
災害時には自家用の電力はもちろんのこと、地域で必要とされる電力も供給できる体制を整えています。

母屋は耐震補強済みですが震災で建屋が損壊する恐れが無いとは言い切れないので、5kWと7kWの二系列は庭に野立て設置してあります。
独立電源の太陽光発電風力発電は耐震構造の車庫の屋根に設置しています。

災害時にもストレスの無い生活を送ることは大事だと思います。
備えあれば憂いなし、ですからね。