・羽田親子が党公約に反して世襲へ

羽田元首相引退…岡田幹事長“世襲”容認せず


民主党最高顧問の羽田孜元首相(75)=衆院長野3区=が28日、今期限りで政界を引退することを明言し、後継について長男の羽田雄一郎参院国対委員長(43)=長野選挙区=を望む意向を明らかにした。

 これに関し、岡田克也幹事長は「党の考えに立っていない」と記者団に述べ、世襲は容認できないとの認識を表明。民主党は国会議員の世襲に関し、配偶者や3親等以内の親族が同一選挙区から連続して立候補する場合は公認しないとの政権公約を掲げている。

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優れた政治家でも老いればタダの老人に過ぎません。

わが子可愛さに、政治家として信念も理念も消し飛んでしまう。

そんな落ちぶれた政治家が長野県にいるのですから、県民として恥かしいですね。


豊臣秀吉も個人的な独裁体制の色彩が強かった豊臣政権に、御掟・御掟追加などの基本法五大老五奉行などの職制を導入して秀頼を補佐する体制を整えた。

秀吉はこのとき秀頼に忠誠を誓約する起請文を作成し、多数の大名たちに血判署名させている。

政(まつりごと)の成否よりも、子の将来を望んだ点では、スケールは違いますが共通するものを感じます。


そして、こうした我ままによって支えられた継承劇は、破たんの運命を迎えるのです。

羽田雄一郎が歴史を学んでいれば、父親の愚挙にはまることはないと思いますが、それほどの人物でもないので破たんへ突き進むかもしれませんね。