2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

・東京電力と一心同体の原子力専門家

アクセルとブレーキが同居しているのが、日本の原子力行政です。経済産業省には、原子力安全・保安院と資源エネルギー庁があって、前者が安全規制を主な業務とし、後者が原発を推進する業務にあります。海江田経済産業大臣は、危機的状況に陥っても原発を推…

・誰でも議員を目指せる駒ヶ根に

駒ヶ根市議会議員選挙に立候補するにあたり、心がけていることがあります。だれでも市議会議員になれる環境をつくりだすために、既存の選挙手法を採用しません。地盤、看板、カバンといわれる選挙の三バン(さんばん)は、日本における公職選挙で必要とされ…

・原発の運転再開に高いハードルを

福島第一原発の事故が深刻度を増す中、官民挙げた原発の運転再開の動きが静かに広がっています。逆風下 原発再開急ぐ国 地元反発 悩む電力各社 =2011年3月30日 東京新聞朝刊=事故が発生している福島原発でも、廃炉となるのは1〜4号機にとどまる可能性が…

・八千代市の水道水が高濃度放射線汚染

千葉県八千代市の睦浄水場で飲用基準(1キログラム当たり300ベクレル)を超える放射性ヨウ素131が検出されていたことが30日、分かったようです。首都圏では初の基準超過です。ところが、サンプリングしたのが22日だというのですから、隠蔽と言われても弁解の…

・駒ヶ根に想うから駒ヶ根市議に立候補

突然ですが、駒ヶ根に想うのkomachanこと、牧野いくおは、駒ヶ根市議会議員に立候補します。私は、これまでも市民活動やブログを通じて駒ヶ根市民としてできることを一生懸命にやってきましたが、さらに一歩進んで、駒ヶ根市の子どもたちに明るい未来を提供…

・菅首相が原発危機対応を遅らせた

福島第一原発事故の初動対応を遅らせたのが菅首相だという報道には、日本中でため息が漏れたのではないでしょうか。今は、目の前の危機を回避することが先決で、首相批判は控えるべきだという指摘はもっともだとした上ですが、最高意思決定者として適格なの…

・減税日本に擦り寄る寺平秀行と加藤学

箕輪町の寺平秀行・町議が、長野県議選で減税日本の公認候補になるという。寺平氏は民主党籍を持ち、最近まで民主党の上伊那支部長という要職にあった人だ。昨年の長野県知事選でも、民主党幹部として阿部守一知事を支援していました。 民主党政権に対する有…

・福島原発はきわめて深刻 IAEA事務局長

福島第一原発の事故について、日本の専門家たちは楽観的なコメントを出し続けています。事故直後から一貫して楽観的だったのは、彼らに見識がないからなのか、お上からの指示なのか、いずれにしても事態を正確に把握していないことは明らかです。現場を知ら…

・被災地支援が見劣りする駒ヶ根市

長野県は、栄村が地震の被害を受けた被災地ですが、放射能汚染で苦しむ東北の避難者を受け入れる支援地でもあります。飯田市では、福島県南相馬市からの要請を受け、避難者を受け入れています。市のマイクロバス3台、信南交通45人乗りバス2台、3tトラック1台…

・放射能の安全基準が引き下げられる

福島第一原発の放射能汚染が拡大するにつれて、安全基準を見直す動きが活発になっています。安全性をより一層確保するために基準を厳しくするというなら歓迎ですが、実際の動きは逆です。基準を緩めて規制の範囲を縮小しようというのです。 原発事故対策の現…

・放射能の暫定規制値は厳しくない

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で、福島県を中心に食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性物質が検出される農作物が相次ぎ、25日までに1都5県の野菜と加工前の牛乳で計20品目以上に上った。 福島、茨城、栃木、群馬の4県の一部品…

・水道水の放射能が下がっていない

" >長野県では、雪が降り、放射線による被ばくのリスクが増加しているので、注意が必要です。また、福島原発の放射能汚染で水道水が安全指標を超えた地域では、モニタリングの数値に一喜一憂しているようです。モニタリングの数値が高ければペットボトルの飲…

・長野県の農産物を放射能汚染する浜岡原発

" >福島原発で起きている放射能事故は、長野県から見ると少し離れた場所で起きていることのように感じている人がいるかもしれません。しかし、明日はわが身かもしれないという想像力を働かせる必要があります。福島原発の事故は、「想定を超えたら」という想…

・放射能汚染モニタリング数値の裏

" >これまでに水道水から国の指標を超える放射性物質の「放射性ヨウ素131」が検出されたのは、福島、茨城、千葉、埼玉、それに東京の5つの都県のあわせて16か所です。最も高い数値が検出されたのは福島県飯舘村の飯舘簡易水道で、20日に、国の指標と…

・長野県の農産物に放射能が与える影響

福島原発の周辺地域では、放射能による農産物の高濃度汚染が広がっている。福島県産の葉もの野菜は全滅の様相を呈している。同じく農に関わるものとして、心が痛む。 さりとて対岸の火事を傍観しているわけにはいかない。『微量』とはいえ、長野県でも放射能…

・オール電化が停電を加速する

オール電化住宅にお住まいの方は、電力会社にまんまと騙されていたことにやっと気が付いたのではないだろうか。東京電力(以下、東電)のオール電化を宣伝するためのwebサイトは、メインサイトが閉鎖されてしまった。「原子力は発電時に二酸化炭素を排出せず…

・魚介類への放射能汚染が心配

福島第一原子力発電所の事故で、食品へ不安が高まっている。牛乳やホウレンソウなどの農産物が放射性物質に汚染されていることがわかったからだ。政府によるホウレンソウや原乳などの出荷停止が始まった。 暫定基準というあいまいな表現が気になるが、安全基…

・読売巨人軍という反社会勢力

開幕はお上(政府)が決めることじゃない。プロ野球、読売巨人軍の滝鼻オーナーの暴言だ。 思い上がるのもいい加減にしろと言いたい。ナベツネこと渡邉恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役会長が政界に大きな顔をしてのさばっているからといって、下っ端ま…

・身の回りに多発する放射能の恐怖に対して

東日本大震災の被災者は、いまだに生死の境をさまよっている人も少なくないというのに、プロ野球の経営者たちはソロバン勘定にご熱心だ。計画停電で都民が生活苦を受け入れているときに、大量の電力を浪費する東京ドームでプロ野球の試合が開催されることに…

・暫定規制値超えた食品への対応?

暫定規制値超えた食品…どう対応? ◇ 読売新聞 3月20日(日) ◇ Q 暫定規制値を超えたホウレンソウや牛乳は、とってはいけない? A 規制値を作った専門家によると、規制値は1日にホウレンソウ100グラム、牛乳1リットルを1年間とり続けた場合に健康に害…

・放射能の危険性が低く見せられている 2

恐れていたことが次々と現実になっています。原発被害地域からの農産物に基準値を大幅に超える放射能が検出されてしまいました。汚染された農産物が出荷停止になるのは当然ですが、これによって東日本全域の農産物への風評被害に波及しないことが望まれます。…

・福島原発から高濃度の放射能飛散の恐れ

福島原発が危険な状況になったようです。今後、福島第一原発から高濃度の放射性物質が放出される可能性が高くなりました。第3号機の格納容器の圧力が上昇し、緊急対応が必要になったからです。原子力保安院が記者会見で明らかにしました。 放射性物質が飛散…

・春の陽気に誘われて

大地震と大津波、さらに原発事故の三重苦が東日本を襲い、明るい話題に事欠く毎日です。せめて身の回りの季節の話題でも取り上げて、しばし心和む時間を作りたいと思います。 小梅が咲き始めました。福寿草も花開き、しばらくすると庭一面を黄色に染めます。…

・節電、省エネで東北大震災の被災地支援

東京電力で行われている計画停電に、東京電力以西の地域が節電で協力することは不要だというのは正論です。しかし、東日本大震災の被災地には節電することで間接的に貢献できます。支援物資を提供したり、義援金を募金することだけが被災地への支援ではあり…

・計画停電に備える独立型太陽光発電

東京電力管内では停電による生活の不便が長期化するようです。ようやく計画的に停電するようになって来ましたが、予測不能の大停電の可能性もあって、安心して電気を使える状況にはなっていません。懐中電灯や乾電池を大量に買いだめする動きを誘発して、被…

・福島原発事故 放射線の生活基準

福島原発から放射線が全国に飛散していることに東京を中心に不安が広がっている。国の安全感覚に国民が疑念を抱いているからだ。さらに混乱しているのは、屋内退避指示が出ている福島原発を中心とした20kmから30kmの地域だ。 屋内で退避しろというこ…

・放射能の危険性が低く見せられている

放射能汚染の被害は人体だけではなく、すべての生物に現れます。特に、農産物への影響は、内部被ばくとの関係もあって神経質になってくると思います。日本政府は、かなりすばやい動きを見せています。 ◇ ◇放射能に汚染された飲料水・食品規制へ 厚労省が基準…

・長野県の放射線(放射能)水準

状態が安定してきたので、しばらく更新を止めます。 事態に変化が現れたら再開します。 4月11日更新 長野県(長野市)の放射線情報です。3月15日の夜から急激に放射線濃度が上昇しました。その後は、なだらかに低下していますが、所々で値が高くなるのは…

・東北大震災や福島原発事故への情報発信

東北を襲った大地震に追い討ちをかける福島原発の事故において、被害に遭われました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。また、被災各地において懸命な救助、復興に携わっている国内外の方々に対して、心からお礼を申し上げるとともに、ご自身の身の安全を…

・自衛隊よりも過酷な任務を全うする東電作業員

深刻な事態に陥っている福島原発では、消火のために自衛隊のヘリコプターから散水する非常手段が試行された。しかし、上空の放射線濃度が規定よりも高いということで、自衛隊機は帰ってしまった。上空の濃度は伝えられていないが、NHKによると自衛隊員の活動…