・ウィルス対策ソフトのバグ

ソースネクストという会社のウィルスセキュリティZEROを使っていました。
つい先日までは、ノートンのインターネットセキュリティを使っていたのですが、
更新時期が来たので、ソフトを変更してみました。


利用しているサーバーがメールチェックサービスをしているので、
厳重なウィルス対策ソフトでなくても良いかと思って変えてみたのですが、
軽くなって使い勝手は向上したものの、重大な欠陥に遭遇。


メールソフトはOUTLOOKを使っているのですが、これとの相性が最悪。
メールを受信してウィルスセキュリティZEROが稼動すると、OUTLOOKが強制終了してしまうのです。


また、スパムメールを受信して「登録」しようとすると、やはり強制終了する。
どうやら迷惑メール監視機能にバグがあって、トラブルとなっているようです。


ソースネクストのサポートに連絡して、パソコン内部の情報まで全部提供したのですが、結果は、

原因は不明で、有効な対策には相当の時間を要します。返品にて対応させてください。

お手上げの状態だそうです。


ところが、この症状は私だけではなく、他のユーザーでも生じているらしい。
元々、評判の悪いウィルス対策ソフトなので、ある程度のトラブルは想定していたが、
メールソフトそのものが使用不能となってしまったのでは元も子もない。


しかし、ソースネクストの公式サイトには、このようなトラブルの報告は表示されていない。
返品で欠陥商品の表面化を防いでいるのだろう。
欠陥を隠蔽する企業は「三菱自動車」が代表的で、壊滅的な打撃を受けたことがある。


欠陥隠しで一時は危機を回避できると錯覚するのだろうが、
結果として重大な損害を被ることになると思う。
ソースネクスト社の今回の対応は、そうなることを予感させるのに十分だった。