・生徒を雪崩で殺してしまった講師

SBCニュースより栂池高原スキー場の雪崩事故で重体だった女子大生二人が亡くなりました。

起きてはいけない事故だっただけに非常に残念です。


なぜ起きてはいけなかったか。

すでに報道されている通り、現場は滑走禁止の処置が厳重にされた危険地域。

それを無視して初心者を引率した指導者が起こした事故だからです。


さらに残念なのは、雪崩に巻き込まれる寸前にも、すでに発生した雪崩のあとを確認しており、危険性を十分に把握した上で判断を間違え、他者を被害に遭わせてしまったことです。

引率の大学講師の罪は極めて重いものになると思います。


滑走禁止の看板を無視し、通行禁止の柵を乗り越え、危険を知らせるアナウンスをも黙殺し、雪崩の現場を直視した上で、初心者を連れて行った者の、どこに指導者の資格があるのでしょうか。

無謀さから考えるに、事故ではなく殺人といっても過言ではないほどの状況です。

指導者個人の罪が問われるのは当然として、明らかに不適格な者を指導者として任命した大学も批判を免れられません。