・中国の反仏デモは政府の「やらせ」

中国安徽省合肥で20日、仏系スーパー「カルフール」などに抗議する住民ら=ロイターパリで起きた北京五輪聖火リレー妨害に抗議するため、中国湖北省武漢市などの仏系スーパー「カルフール」を標的にしたデモは、中国各地に広がりました。

新華社通信によると、19日に北京、安徽省合肥雲南省昆明重慶など各市のカルフール前で抗議デモがあった。

19日のデモの中心メンバーだった自営業の男性は、「我々のデモは中国当局と相談して計画した」として「官容認デモ」であったことを認めていると伝えられています。

チベット弾圧に対する世界中の批判に前向きに応えるではなく、国民を扇動してナショナリズムを高めてしまう中国という国の異質さが際立ちます。


こんな国でオリンピックを開催して本当によいのでしょうか。

平和の祭典を、「平和の発展途上」にある国で行うことの意義はどこにあるのか、疑問に思います。

世界平和の支障になっている国を改善させるための反面教師としての中国開催に意義を見出すしかないのか・・・。


経済発展を遂げた(遂げつつある?)中国ではモーターショーが開幕し、世界中の自動車マネーが注目しています。

金はあるが、非人道的な国家国民との経済関係はどうあるべきなのか。

各国の指導者の判断が試されることになると思います。