・あけましておめでとうございます。

次女作の注連縄自民党政治が行き詰まり、日本国民の多くがやっとのことで新しい年を迎えている。

資本家の金儲けの犠牲となって住む家を奪われたまま年を越した人も少なからずいたと思う。


遅かれ早かれ今年は衆院選が行われる。

自民党政権が倒れて民主党を核にした新たな政権が誕生するだろうが、それとて長続きするとは思えない。

アメリカがオバマ新大統領を迎えて活気付くのとは裏腹に、日本は混沌とした低迷期がしばらく続くかもしれない。

政界再編の嵐が吹き荒れ、日本が安定するにはかなりの時間が必要となるのではないか。


小泉改革に象徴される自民党政治の間違いが日本の良さを打ち消し、国民の平穏な生活を奪ってしまった。

弱肉強食のアメリカ型社会を取り入れたことで、運命共同体としてみなで力をあわせて築き上げてきた日本社会は過去の記憶になってしまった。

そんな殺伐とした社会になったからこそ、土と共に生きる百姓になっておいてよかったと思う。


ものづくりという庶民の基本的な生業で日々を生きる。

地域の自然を生かして、地域社会で役立つものづくりで生活を成り立たせる。

大企業のグローバルな経営戦略とは対極にある、ごくごくローカルな日々の営み。

派手なことはできないが、こつこつとできることを積み上げて子供たちが暮らしやすい社会を築くための力になりたい。


冒頭の画像は、今ひとつ元気のない注連飾りですが、子供が作ったものなので玄関に飾りました。

庭から紅白の南天をとってきて色付けに使ってます。

難を転ずる南天にあやかって、困難な日々に力強く生き抜いていきたいと思う。


今年もよろしくお願いします。