・長野県の借金体質 減収補てん債

「自治体の借金増やす「減収補てん債」は問題先送りだ!」 2/6(水)参議院本会議で地方財政法「改正」案に反対した田中康夫が、財政破綻寸前の自治体に新たな借金を認める「減収補てん債」について語る。長野県が借金体質に逆戻りすることが明らかになりました。

好景気に支えられて借金の返済ができると強がっていた村井知事の政策が破綻したことを表しています。


国際的な経済危機だから県の財政が逼迫するのは想定外との言い訳は、一見正当性を持っているようにも思えます。

しかし、田中前県政の堅実財政を積極運用に切り替えたことで、運用に失敗した結果なんですから、失政だと言っても過言ではないかと。

有事に対する備えを怠って、甘い見通しで失敗したということです。


多くの企業や地方自治体がこの罠に陥ったので、村井知事だけが責められる事態ではないと擁護する声もあるでしょう。

でも、彼のやり方が間違っていたから赤字県債を発行しなければならない事態に陥ったことは、責任を問われます。

結局は、二昔前の吉村県政で犯した失敗の二の舞です。


社会情勢を読み誤り、有事にも持ちこたえられる堅実な運営を怠った放漫県政が村井県政です。

景気がよければそれに乗り、悪くてもそれなりでは、県民は安心して県の将来を任せられません。

政治のプロと豪語していましたが、利権政治のプロであることは認めますが、長野県を任せるに足る行政のプロではないことが分かってきました。


初めからわかっていたことですが、長野県民の半数以上は見抜けませんでした。