・教育費無料化を民主党に求める

道路建設を訴える宮下一郎 信毎紙面より日本の国政は、自民党の麻生政権が断末魔の粘りを見せて、国民の利益を妨害するとんでもない事態になっていますね。

自民党から漏れてくる話も、「麻生さんでは衆院選が戦えない」「このままでは自民党が危ない」。

そんな話は、国民にとってどうでもいいことなんですが、彼らの本音なんだから有権者としてはしっかりと耳にしておかなければならない。

麻生政権が国民のためにならぬといって出て行った渡辺衆院議員に続く気骨のある人がいないようでは、これまで自民党を支持していた人たちでも国民のための自民党ではないと見切りをつけてもよさそうです。


ここ長野五区には、根っからの自民党体質の二世おぼっちゃま議員が国会にお使いに出かけていますが、やることといえばダムや道路の建設予算のぶん取り。

民主党政権になると、「道路の建設が遅れますよ」と必死になって自分の立場を守ろうと支持者に訴えかけているようです。

昨日、下伊那郡松川町で開いた後援会の会合で宮下二世議員

民主党だとガソリンの暫定税率価格が下がって、三遠南信道や国道153号線バイパスの整備に影響が出る
と批判したそうです。
もちろん語りかけた相手は一般の有権者ではなくて、道路工事の利権に群がっている方々でしょう。

利権の恩恵に属さない庶民にしてみれば、ちょっとくらい道路の工事に遅れが出るくらいならガソリンが25円安くなってくれたほうがありがたい。


国民の多くが反対している定額給付金をばら撒いて何とか人気を取り戻し、庶民感覚とかけ離れた利権で釣ろうとする、なんともはた迷惑な議員が地元から出ているのでしょうか。

道路は少しくらい先でもいいから、子どもの教育予算を大幅に拡充するべきです。

生活に困窮する我々庶民は子どもの将来を考えて一生懸命に費用を搾り出すことに汲々としている。


道路やダムの予算を国から引き出す宮下議員が我々のためになるとは思えません。

ここは対立軸をはっきりと出してもらって民主党には、道路建設を遅らしてでも家庭の教育費の負担を大幅に減らすと公約してもらいたい。

学校教育に必要な費用は原則として無料化する英断を求めたい。

高速道路の無料化よりも庶民にとってはありがたい話だと思うし、人材を育てることは国家百年の計だ。

百年に一度の未曾有の危機だからこそ、経済発展の基本は人材であることに気がつくべきときだと思います。

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