・ナベツネに操られた麻生太郎

厚労省の分割で麻生総理が本領を発揮しましたね。

ミスター迷走の面目躍如といったところです。


話の発端は、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆厚生労働省を「雇用・年金省」と「医療・介護省(庁)」に分割することを提案したこと。

これに麻生太郎首相が乗ってしまった。

日本の総理がマスコミに操られていることを如実に示した事実です。

28日の政府の「安心社会実現会議」で、薬害肝炎全国原告団代表の山口美智子氏が「1委員が提案した厚生労働省分割が報道され、衆院選のためのパフォーマンスだとの思惑が広がり残念だ。国民は党利党略に嫌気がさしている」と発言した野は当然です。


さらに、族議員も黙っていられない。

100年に一度の経済危機で緊急事態だと言っていたのに、省庁の分割を言い出しては認識の不適切さが浮き彫りになる。

あえなくポシャってしまうのは当然の成り行きでした。


今回の麻生総理を見ていると、やることがないんだと思えてならない。

暇だから部屋の模様替えをしようかと思い付いた、こんな感じです。

麻生総理大臣にとって省庁再編は、思いつきで気の向くままに何となくやってみたくなる程度のことなんでしょう。

つくづくすごい人が日本の首相の座にあると思わざるを得ません。