・小沢よりも巨悪が野放し

西岡参院議長:菅首相と仙谷氏を酷評「国を担う資格なし」

 西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」に寄稿した手記で、菅直人首相、仙谷由人官房長官について「国家観、政治哲学を欠いたままでは国を担う資格なし」と酷評していることが6日、分かった。西岡氏は民主党出身。現職議長の内閣批判は異例だ。

 西岡氏は参院で問責決議を受けた仙谷氏に対し「(問責の)『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と暗に交代を要求。同氏の国会答弁に関しても「相手を感情的にし論点をそらしていく非常に意図的なテクニック。法廷闘争のやり方だ」とこき下ろした。

 また菅首相に対しても、諫早湾干拓事業長崎県)の開門判決を受け入れたことを取り上げ「地元選出の私にも納得のいく説明がない。全てがスタンドプレーありきの思いつきだ」と不満を示した。 =毎日新聞 2011年1月6日=

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諫早干拓事業の開門はさておいて、仙谷官房長官の問責無視に対する西岡参院議長の言い分はごもっともだと思います。

その場しのぎは上手いかもしれないが、日本国の政府の舵取りを任せるにはあまりにも稚拙な政権運営だと感じます。

総理大臣という肩書きの重さが、一昔前とは比べ物にならないほどに軽くなりましたね。


菅さん一人の責任ではない。

辿っていけば、鳩山さんもひどかった。

その前の麻生、福田、安倍も軽かった。


小泉さんは、重さはないものの言葉にキレがありました。

もう一人さかのぼると、総理の地位を低下させた権現である森喜朗がいますね。

子供たちが「アイムソーリー、森ソーリー」と小ばかにしていたことが懐かしい。


菅政権は、小沢切りで政局を乗り切ろうとしているようですが、甘いんじゃないかな。

政界の巨悪の順位からして、小沢が一番上というわけではないでしょう。

官僚たちとタイアップするための人柱の様相が強いと思います。


政界の膿を出すなら、年代ものの大物にも毅然とした対応をとるべきです。

長野県には、巨悪の疑いが濃厚な村井仁前知事がいます。

側近を死に追いやった罪は、政治と金のレベルではない。


今の民主党の執行部は、目の付け所が間違っていると思います。

今日の太陽光発電量 42.3kwh