・長野県議選挙に誇大妄想の寺平シュウコウ

妄想を抱くのは個人の自由なのですが、その個人が公人の場合は、『ちょっと待った』となる。

長野県議会議員を目指す、現職の町議会議員なら公人と言って良いだろう。

箕輪町町議の寺平秀行(通称:シュウコウ)である。


報道によると、昨日(12日)に支援者を集めて集会を開いたようだ。

そこで語られた口約(公約?)はこうだ。



◎県庁を松本市に移転する。

◎県事業・機構の大刷新を実現する。

これって、知事候補が掲げるべき大改革であって、県議が実現に責任を持てるようなテーマではない。

本人は、「自分は25年後も現役(県議)でいることができ、将来に責任を持つ政策を実現できる」と、豪語した。

大言壮語にもほどがある・・・。


彼の虚言癖は今に始まったことではない。

数年前、やはり選挙の前になって、マスコミに取り上げてもらおうと地球環境を考える有志の会を立ち上げた。

私は見学にいっただけなのだが、なし崩しに会員にさせられてしまった。


その会は、彼のポリシーに沿って、言うだけ言って何もしないだけで終わった。

言うことの内容も荒唐無稽で取り付く島がない。

例えば、長野県の事業に『元気づくり支援金』というのがあって、これに応募したようだ。(申請書を見ていないので、申請そのものがパフォーマンスだったかも)


コウゾを育てて紙を漉くというものだが、何のためになるのか、どんな効果があるというのか・・・。

これを聞いたときに、あまりの馬鹿さ加減に驚いた。

コウゾの苗を購入する資金に元気づくり支援金を充てるというが、伊那谷には自生しているコウゾがあちこちにあるから、わざわざ苗を買ってまで育てる必要など微塵もない。

ちなみに、我が家の庭にも無数のコウゾの幼木が自生している。


寺平が県議になって取り組む事業は、とにかくスケールがでかい。

民主党が推し進めるTPPに関しても、「国が開国路線をとった場合、長野県が海外につながるために松本空港の利用拡大が必要だ」

松本空港は立地上の制約で、海外を飛べる大型機が利発着できないのを知らないのかな。


地元への議員活動にも言及してます。

太陽光発電などによるエネルギーの地産地消を進め、環境型の都市として世界に発信する」

リーダーになろうという人が言うせりふでしょ。

箕輪町長に立候補するんじゃないんだから・・・。


上伊那郡部の皆さん。

こんな、言葉に無責任な人物を間違っても県庁に送り込まないでくださいよ。

彼のモットーは、

      『有言不実行』

なんですからね。

本日の発電量 49.5kwh

積雪が解けるまでの時間が長かった第二発電所は、発電量にかなり影響がでました。