・フェイスブックを利用してみ思う

最近、フェイスブックというSNSを使うようになりました。
東日本大震災ツイッターとともに情報伝達に有効だったという話を聞いてからです。
使い方が飲み込めていないうちは大したことないな〜と思っていたんですが、コツを掴みかけるとけっこう面白い。

ここの所、はまっているのがアルバムです。
我が家の敷地にいる虫や花などを写真に撮って、どんどんアルバムに載せていきます。
すると、虫好き、花好きの方たちが集まってきて、名もない虫や花に、見る見るうちに立派な名前がついていきます。

こうなると、さらに興味が沸いてきて、今まで気に留めていなかった小さな虫や雑草の花などが目に付くようになってきます。
虫が変死を遂げているからと写真を撮って投稿しておくと、昆虫疫病菌類に感染したのではないかとコメントが入る。
「ハエカビ目に属する接合菌の菌類で、この菌にやられると菌のコントロール下に置かれて、葉の上の方に虫を上らせてそのまま死なす。出来るだけ高い位置から胞子を飛ばす目的」だと、驚くべき生命の不思議が明らかになる。

SNSというと、仲間内のコミュニティーと捉えられがちだが、情報のネットワークを広げる力もあるようです。
さらに、知の共有が加われば、これほど役に立つメディアは他にはないのではないかとまで思えてしまう。
言い放しになりがちなツイッターとも異なる特性を生かせれば、役に立つことは間違いない。

当面は、うちの敷地の中のみで目にすることができる生き物と植物を一年間追ってみようと思う。
すでに初夏を前にしたこの数週間でも100を越える生き物に遭遇したのだから、これから迎える夏には、どれほどの出会いがあるのだろうか。
加えて、今まで見えていなかった、見ようとしていなかった世界が見えてくる。

生き物がいるから環境が成り立っているのだということを、あらためて実感する今日この頃です。