・佐賀県知事は県議にも原発稼動を働きかけ

県議らへの働き掛けを要請=佐賀知事が発言−九電メモ

 九州電力は6日、同社幹部と古川康佐賀県知事との会談内容を記したとされる同社作成の発言メモの中に、古川知事が九電に対し、佐賀県議などにも玄海原発の運転再開に同意するよう働き掛けを求めたとの記述があったことを明らかにした。知事自身が原発の再開を主導していたと受け取られかねない内容だけに、今後議論を呼びそうだ。 =時事通信 2011/08/06=

           ◇                    ◇

古川康知事の父親が元九州電力社員で、玄海原子力発電所のPR館の館長を務めていたらしい。

また、九州電力玄海原発の所長ら九電幹部が古川康知事の政治団体に対し05年以降、毎年3万円を個人献金していたことが分かっている。
献金玄海原発や地元佐賀支店の要職に就いている時期だけ行われ、金額は一律3万円。
政治資金規正法は政党以外への企業献金を禁止しているが、専門家は「個人献金の形を取った事実上の企業献金だ」と指摘している。

原発の稼動への実質的な権限を持つ身ながら、実は積極的に稼動に向けて根回ししていたことになる。
その動機は金であり、父親譲りの利権であったのだろう。
他県の知事も似たり寄ったりのところがあるのではないだろうか。