・民主党を懲らしめる一票が日本を右傾化

原発容認と改憲論が結びつく
総選挙では右旋回政治の意味が問われる ダイヤモンド・オンライン12/07

世論調査によると自民党が第一党になりそうだという。3年前に政権から追われたことや原発事故を招いたことに、安倍晋三自民党総裁は「重く受け止め、反省している」と言う。だが政権公約には「安全神話」や「電力支配」を真摯に反省した様子は見られない。それどころか民主党の自滅をこれ幸いと、国防軍創設など「右路線」に舵を切っている。

 総選挙は小党が乱立した場合、小選挙区の欠点である死票が増える。民意は分散し、固い地盤に支えられた自民党が有利な情勢だ。民主党を懲らしめるつもりの一票が、日本の右旋回についても同意を与える一票になりかねない構図である。
こうした懸念を持つのは人並みの見識を持たれていれば当然だと思う。
しかし、マスコミの選挙調査によると、多くの有権者は「今回は民主党を叩く」と決めて、それが無責任な選択だということに全く気が付いていない。
では、どの政党を支持するのかと問われると困ってしまうのが今回の選挙の特徴だろう。

考え方が近いのは未来の党だが、ここの選挙区から立候補したのはミスターボンクラことダメ議員の象徴だった加藤学だ。
これの再選を望むのは右傾化政権を支持するのと対極にある愚行だ。
政党は支持するが候補者が不適格な場合は、比例に投票するという選択がある。

候補者票も白票にするのは惜しいので、前回の選挙から今回までの期間に一番頑張って活動してきた候補に投じよう。
群を抜いて共産党の三沢さんだ。

他に選択肢が思いつかないな・・・。