・防災力 水・食糧

家庭の防災力の点検三回目は命の源。

災害時は公的な手が差し伸べられるまで三日間を自力で切り抜けることが求められていますが田舎の農家は楽々クリア。
何か月も続くとさすがに困りますが、数週間程度なら日常の延長線上ですね。

自給している米、小麦、味噌は数年分の備蓄があるので、全く問題なし。
小麦は製粉しなければ食べられませんが、小麦粉の備蓄がなくなれば石臼で挽く用意があります。
その他の食材は、冬以外なら畑になにがしかの野菜があり、冬でも大根、芋、ねぎや白菜、さらにはリンゴなどが備蓄してあるのでヒモジイ思いをすることはない。

飲料水はペットボトルで20Lほど確保してあるほかに、断水が長引けばシーガルフォーの非常用浄水器で身の回りの水を0.8トンまで飲み水にできます。
ちょっと山に入れば清水があるので困ることはないのですが、洪水などでも困らないための備えです。

風呂や洗面、洗い物などで使う雑用水は、冬以外は井戸水を電動ポンプで使え、冬でも農業用水が家の脇を流れているので不足することはありません。
水道から水が出ない、ス―パーに買い物に行けない状態でもそれほど困らない。

有事にみじめな生活どころか生命の危機に陥る都会暮しを止めた一番の理由がこれです。