・災害への備え

昨年は大きな災害が各地で起こった。
同じような災害が駒ヶ根で発生したらどうなるのだろうか?


長野日報 直下型地震「被害情報、収集在り方は」初の訓練


まずは地震
活断層が近くを通っているから可能性はかなりあるらしい。
伊那市飯田市は西側へ抜ければ幹線の国道19号線へ出られるが、
駒ヶ根は南北へのルートしかないから、寸断されれば孤立してしまう。
災害発生時の緊急物資の確保はできているのだろうか。
やはり3日程度は自力でしのげるように備蓄しておいたほうが良いと思う。
また、電気が止まれば日常の生活は全くできなくなる。
水道が止まるから水洗便所が使えない⇒汲み取りや簡易水洗便所の良さが生きる。
電気が止まれば深夜電力や灯油ボイラーは使えない⇒薪風呂や薪ストーブなら安心。
田舎にいても都会かぶれの生活をしていると災害弱者になるな。


次に豪雨。
天竜川が氾濫することが予想される。
国土交通省の見解では2000年に発生した東海豪雨並の雨量で、
天竜川西岸の堤防は決壊する可能性があるそうだ。
東岸はさらに少ない雨量でも決壊する可能性がある。
昨年の新潟の豪雨では学校が水没したところがあった。
災害時の避難場所になるべき学校が水没したのでは何にもならない。
また、子供の安全も確保できない。


そういえば、竜東にある東中学校を下平に移転する検討がされている。
駒ヶ根市ハザードマップを作っていないからだろうが、
高台にある安全な学校を廃校にして水没危険地域に新設を予定しているところをみても、
防災に対する認識が低いことがわかる。
合併特例債を当て込んで大型の箱物つくりを画策したのだろうが、
緊縮財政を目指すことになったのだから無理だろう。
合併が頓挫したことで学校の安全性が確保されるとは皮肉だ・・・。