・駒ヶ根のトリビアは忘れない

一昨年の駒ヶ根市長選挙の際に、中原市長に有利な情報を満載した違法ビラ
駒ヶ根トリビア」を覚えていますか?
駒ヶ根のトリビア


市長の支援者が町部を中心にポスティングし、スーパーのレジに山積みにされていた。
誰がどう考えても、市長の支援者の仕業だと考える以外にないはずなのに、
警察は黙認した「あれ」です。


そこに使われていたキャラクターを市報に見つけました。


先日、新聞折込された「市報こまがね」
これの2ページに、駒ヶ根トリビアに使われていたものと同類のキャラクターが使われています。
今年に入って2回目です。


物忘れが早い市長支援者たちは覚えていないかもしれませんが、
真剣に選挙を戦った市民には忘れることができない違法ビラです。
その違法ビラに使われていたキャラクターを市報に使うとはいかなることでしょうか。


市報は秘書広報課が責任編集者ですから、キャラクターの使用に無関係なわけはない。
トリビアの違法ビラは個人が作成したとは思えないので、広告代理店が絡んでいたはず。
例のキャラクターを使った「月刊かみいな」を刊行する広告代理店は、(有)アド・プランニング。
関係があるのか無いのか・・・。


東京のマスコミ関係者に、トリビアの違法ビラについて調査してもらったところ、
キャラクターそのものはフリー素材とのことで、発行者に迫ることはできなかった。
しかし、発行者は市長選挙の前年まで22年間駒ヶ根に暮らしていたとされているが、
当時の電話番号帳には、「井良木」なる名前は見当たらない。


偽名を使ったと考えるよりも、市長支援者たちが制作して、配布したと考えた方が状況と符合する。
その支援者とはいかなる人物だったのか。
違法ビラで使われていたキャラクターを、ほとぼりが冷めただろうと使った秘書広報課。
これらを結びつけるのは乱暴だろうか?


それにしても、昨今は県知事でも警察に検挙されることが珍しくないというのに、
なぜ、駒ヶ根市の警察は現市長が作ったとも考えられる違法ビラを野放しにしたのだろうか。
怠慢なのか、グルなのか。
グルだとしたら、なんと恐ろしい地域だろう。