・密室の村井県政が広まる

22日の長野県議会総務委員会で、県が「原則公開」を指針で定めている
審議会や協議会などが「非公開とされている」と指摘された。


浦野・県総務部長は「原則公開を徹底する。公開できない場合は説明責任を果たす」と応えたが、
「村井県政による(透明性の)後戻りだ」と質問した県議がコメント。


県の指針は、前県政の2002年1月に制定されている。
審議会などは原則公開で、個人情報を取り扱う場合や公開によって
著しい障害が生じると判断された場合のみ非公開にできると定められています。


ところが、村井知事の就任後に開かれた25回の審議会などのうち、
9回が非公開とされていたことが判明しました。
理由は、「忌憚のない討議が必要」だとさ。
忌憚のない討議なら、なおさら公開にして包み隠さず公開にするべきだと思います。


ところで、この質問をしたのが県民クラブ公明の倉田議員です。
村井知事与党ですね。
こういう議員が村井知事の批判を展開しているのは、まさに県議選目当て。


村井知事が元秘書を県職員として採用したことについて、知事与党を含めて
反省を求める決議を全会一致で可決したのも、その一つ。
村井知事に是々非々で臨むと言っている方々ですが、知事選では是々。
自分の県議選前には非々のパフォーマンスに忙しい。


知事選から一貫して村井県政の危険性を指摘していた県議を除けば、
まったく信頼できない県議たちですよ。