・長野県議の適格性③ 古田扶士

古田扶士議員

県議の適正を診断シリーズの三番手は自民党県議団の古田扶士議員です。
選挙区は飯田市 、当選回数は5回 。


検証の根拠としては、平成17年8月25日に松葉謙三弁護士によって監査請求書された、
「長野県議会各会派の政務調査費に係わる住民監査請求書」を引用します。

 自由民主党県議団は、別紙1のとおり、①必要性がないのに、必要であると称して、県議団支部事務所を借用し、政務調査費を充当し、又は按分比率を高く充当し②県議団員の親族を支部職員として雇用し、その給与に、政務調査費を充当し、③飲酒を伴う懇談会(懇親会)に政務調査費を充当し、⑤必要性がない宿泊費に政務調査費を充当した。○数字の内訳は「返還すべき理由」を参照

別紙1 自民党県議団関係―返還請求合計 549万3300円

3、古田扶士議員関係―返還請求合計132万1000円

支部事務所の賃借料は不必要―返還請求額合計57万6000円

 そもそも、支部事務所を借用する必要性がない。必要とするならば、どのように使用しているか証明する義務がある。
賃借料48000円*12=57万6000円

支部事務員―親族を雇用―返還請求額合計72万円

 人件費6万円*12=72万円

③飲酒が伴う飲食費―返還請求額合計25000円

・4月4日、飯田早起き野球連盟春季総会会費5000円
・5月11日、飯伊調理師会総会会費5000円
・5月18日、中小企業団体中央会下伊那支部、総会懇談会費5000円
・6月7日、下伊那地方事務所総務課、下伊那地域行政懇談会負担金5000円
・1月5日、下伊那地方事務所総務課、下伊那地域行政懇談会負担金6000円の内5000円


注記。

  1. 県議の画像は、会派のHPより。
  2. 違法性、不当性は監査請求の原文の表現をそのまま引用しました。
  3. 県議の採点表をつけていますので、参考にしてください。⇒  長野県議採点表


つづく。