・長野県議の適格性⑤ 佐藤友昭

佐藤友昭議員

県議の適正を診断シリーズの五番手は自民党県議団の佐藤友昭議員です。
選挙区は下伊那郡、当選回数は2回。


検証の根拠としては、平成17年8月25日に松葉謙三弁護士によって監査請求書された、
「長野県議会各会派の政務調査費に係わる住民監査請求書」を引用します。

政務調査費の不正使用

3月29日の朝日新聞長野県版「政務調査費・飲み食いランキング」で堂々の第二位!
不適正な使用であることは論を俟たないところです。会合・宴会の費用は自費でまかなうもの、税金である政務調査費を充てるなど言語道断、こんな議員は不要・有害です。(2007/3/31更新)

  • 政務調査費・飲み食いランキング(2004-2005) 44回⇒第2位

 

 自由民主党県議団は、別紙1のとおり、①必要性がないのに、必要であると称して、県議団支部事務所を借用し、政務調査費を充当し、又は按分比率を高く充当し②県議団員の親族を支部職員として雇用し、その給与に、政務調査費を充当し、③飲酒を伴う懇談会(懇親会)に政務調査費を充当し、⑤必要性がない宿泊費に政務調査費を充当した。○数字の内訳は「返還すべき理由」を参照

別紙1 自民党県議団関係―返還請求合計 549万3300円

5、佐藤友昭議員関係―返還請求合計67万8800円

支部事務員―親族を雇用―返還請求額合計57万9800円

 4月40000円、5月34400円、6月39200円、7月35200円、8月55000円、9月48000円、10月53000円、11月56000円、12月49000円、1月48000円、2月58000円、3月64000円

③飲酒が伴う飲食費―返還請求額合計104000円

・5月11日、飯伊調理師会通常総会会費5000円
・5月18日、中小企業団体中央会伊那支部総会、飯田市5000円
・5月20日、下伊那広域協議会総会負担金、飯田市5000円
・6月7日と1月5日下伊那地方事務所、下伊那地域行政懇談会負担金5000円(6000円の内金) 
・7月4日、自衛隊協力会父兄会総会5000円、
・7月12日、飯伊利用組合総会懇談会3000円
・9月5日、下伊那地方県議団鉄道問題懇談会4000円
・ 6月19日、スメック例情報効果員会―4000円    
・ 8月21日、スメック会費4000円    
・ 10月23日、スメック会費5000円  
・ 1月22、日スメック会費4000円
・12月23日、農業経営者協会農業勉強会経費5000円
・1月12日、建築士飯伊支部新年会懇親会5000円
・1月10日、飯伊理容組合新年会会費5000円(7000円の内金)
・1月14日、下伊那町村会新春懇談会3000円
・1月15日、飯田下伊那歯科技工士会5000円(6000円の内金)
・1月16日、飯田下伊那歯科技工士会新年会費5000円
・1月19日、天龍村商工会新年会負担金4000円
・1月26日、長野県獣医師会臨時総会会費5000円 
・1月28日、長野県建築士事務所協会飯伊支部懇親会5000円 
・1月31日、みなみ信州農業協同組合懇談会費3000円
・2月7日、旅館組合新年会5000円
・2月9日、飯伊料飲組合新年会会費5000円

注記。

  1. 県議の画像は、会派のHPより。
  2. 違法性、不当性は監査請求の原文の表現をそのまま引用しました。
  3. 県議の採点表をつけていますので、参考にしてください。⇒  長野県議採点表


つづく。