・民主党の信州マニュフェスト

長野県議選に向けて各党の動きが活発化しています。
11日には箕輪町民主党長野県第5区総支部による
07年民主伊那谷新春交歓会が開催され、春の県議選、
夏の参院選に向けて結束を深めた。


 県議選における独自候補の擁立により、
「政策で堂々と戦える県議選としていきたい。共通の敵に向けてがんばっていこう」
と呼びかけた。


民主党長野県連では信州マニュフェストの作成を検討しているらしい。
原案には村井知事が掲げる『ダム建設推進』に待ったを掛ける項目が含まれているという。
「ダムに頼らない治水を目指す」との表現が盛り込まれるかどうか、県連執行部の意識が試されている。


県の原悟志土木部長は14日、

これまではダムを除外して議論してきたが、すべてを選択肢にやっていきたい

と述べ、県としてダム建設も選択肢から排除せず検討していく考えを示した。


前県政がダム計画を中止した9河川のうち、浅川以外の個別河川について、
県がダム建設を含め検討する姿勢を示したのは初めてであり、
村井知事から強い指示が出されていることがうかがわれる。


原則としてダムに頼らない治水を目指した前県政から、
ダム建設を前提とした治水を目指す現県政に転換したのは明らかなので、県議の対応が注目される。


民主党菅代表代行が強く批判した穴あきダムは、

何としてもダムを作りたい国交省が考え出した仕組みだ。無駄な公共事業をストップさせるため徹底的に戦う。

党として容認できない方針を示しています。
信州マニュフェストが党執行部の意見と食い違うことがないように、県民は注視する必要がありそうです。