・お父さんが入れる候補は負けるね

我が家の猫

 県議選の投票日の4月8日の朝。
家族団らんで朝ごはんを食べている時も県議選が話題に。


 何時から投票できるのかな_と入場券を確認してると、
子供がポツリ、
 「お父さんが入れる人って負けるよね」
 「・・・・・」
当たってるだけに、なんと答えたら良いのか。


 最近の主要な選挙を顧みると、田中知事が当選した時以外は、ほとんど落選した候補に入れている。
 「お父さんは欲で投票しないからね」
子供にそう言ってもらえると、親としては気が休まります。


 でも、現実には有権者の欲を満たすことで当選することが多い。
目先の欲求を満たしてやれば、少なからず票が手に入るのが選挙というものなのだろう。


 先のことを考えれば、違う選択がよい結果を生む場合でも、
先のことより、今の自分がおかれた環境を何とかしてくれることを期待してしまう一票が、
知事選、県議選と選択肢を誤らせていると思います。


 誤っていると思うのは、負けた候補に入れた有権者であって、
大勢が認めた勝った候補が正しいのだと、多くの人は考えるかもしれません。


 しかし、無欲で投票してるかな?
お願いされて、「情」だったり、「仕事」だったり、「好き嫌い」で選んだ人が多いいんじゃないかな。


 今朝の信濃毎日新聞の選挙分析だと、「村井県政への近さ」を基準にした97%が佐々木氏に入れていた。
「村井県政の監視姿勢」を基準に選んだ73%が林氏に投票したのとは正反対。


 現実の選挙は、こんなもので左右されるんだけれど、
父としては、子供が親になった時の地域社会と地球環境を考えて投票しているつもり。
だからずっと先のことを考える人を選ぶんで、目先の利益をちらつかせる人に入れません。


 すると、「お父さんの入れる人って負けるね」がつづく。