・村井知事は違法でも官僚に頼る2

会見で村井知事は、

森元恒雄参議院議員とは、大変長いお付き合いですし、私が税制調査会の副会長にあったときに助けてくれたブレインの一人でありましたので、よく知っております。有能な人が議席を失ったのは大変残念だと思ってます。
と述べ、違反行為に加担した候補と懇意であることを前提として、
非常に苦しい自治体の経営の担い手として、藁をもつかむような思いで、いろいろな選択をしたことに、非常に同情を覚えます。地域の住民のためを思い、市町村の経営を考えて少しでも良かれと思って行動された
と、違反行為で逮捕された副村長の行為を正当化する理由付けまでしています。


森元恒雄氏は、自治省官僚と同時に、岐阜県庁の裏金問題で最も責任が重い一人とされた元同県副知事でした。

村井知事は8月1日付で、財務省出身の岡本直之を鉄道の並行在来線問題の担当として採用しています。


法律の裏側で生きてきた政治家・村井にとっては、法律などはどうでも良いことであって、利権を持ち込める人材の獲得の方が有用なのだとの本質が現われました。

知事の不適当発言として重大問題だと思いますよ。