・村井知事は違法でも官僚に頼る1

長野県庁記者会見
村井知事が3日の会見で、川上村副村長の参院選違反に「同情を覚える」と発言しました。

財政難の市町村の立場を挙げて違法行為を「単に非難する心境にはなれない」とした意見は、知事として不見識を問われます。


川上村の由井明彦副村長は、総務省出身の自民比例候補への投票働きかけを、公務員が禁じられた部下職員にした容疑で逮捕されています。

同容疑者が票の取りまとめを図った候補者の事務所から村役場に、後援会申し込み用紙が発送されていたことが2日、判明しました。

同事務所は全国の自治体に送っていたらしい。


発送元は、参院選比例代表で落選した元自治省官僚の森元恒雄氏(自民党)の選挙事務所。

佐久地域11市町村のうち、少なくとも川上村を含む9市町村に同事務所から段ボール詰めの荷物が届いていた。

中には申し込み用紙のほか、森元氏の名刺やポスターが入っていたという。