・スリル満点の松本空港、空の旅

ミュンヘン空港25日午前、大阪伊丹空港で大阪発松本行きの日本エアコミューターボンバルディア社製ダッシュ8・Q400型プロペラ機に空港内を走る貨物車が接触しました。

機体への影響がないか確認するため大阪〜松本往復と折り返しの松本〜福岡往復の4便が欠航し、乗客201人に影響が出ました。

点検の結果機体に影響はなくあすは予定通り運行されます。


しかし、同機は海外でも頻繁に重大な事故を発生させています。

ドイツのミュンヘン空港で21日夜(現地時間)、独オーグスブルグ航空のボンバルディアDHC8―400型機が前輪が出ない状態で胴体着陸しました。

これを受けて国土交通省は25日までに、国内の同型機を10機所有する日本エアコミューター(JAC)に対し、前輪ドア開閉部について点検するよう指示した。


同省によると、事故を起こしたのはミュンヘン発伊フィレンツェ行きのボンバルディア400型機。

同機がフィレンツェ空港に着陸しようとした際、非常操作をしても格納扉から前輪が出ないことから、ミュンヘン空港に引き返し、前輪が出ないまま空港に着陸した。乗客64人、乗員4人は無事だった。


片側エンジンで緊急着陸したり、車輪が出なくて胴体着陸したりと、スリル満点の乗り物です。

これだけ頻繁に事故と点検を繰り返しても、再発が防げないのは、根本的な欠陥があると考えられます。


頻発する重大事故の次に控えるのは「乗客の死亡事故」であることは、誰でも想像できます。

松本空港で発着するボンバルディア機の事故で死ぬのは、いつ搭乗する乗客になるのだろうか。

勇気ある松本空港利用者は存分にスリルを楽しんでください。