・2008年駒ヶ岳町長選挙? 02

駒ヶ岳町長選挙レポートは駒ヶ根市長選挙とは無関係のフィクションです。
市長候補の北沢・杉本両候補、佐々木県議と林前県議との関連付けはご遠慮願います。

     ◇          ◇

駒ヶ岳町長選挙に臨もうとする南沢・松本の両名に深い関係を持つのが、県議の佑々木氏と前県議の森氏。

2003年の県議選では森が勝って、佑々木が負け。

今年の改選では佑々木が勝って森が負けと、一進一退を繰り返す間柄。


南沢候補は佑々木の選挙に始めから協力して来た功労者として認知されている。

松本候補が佑々木に近寄ってきても、新参者として二の次となっているのは当然のこと。

ただし、佑々木もどちらが勝つのか不確かな状況では、明確な支援を慎まなければならないと思慮している。


松本候補が前回の市長選に出馬するきっかけを作ったのが森前県議。

当時、話題の中田知事と相談して、外原町長を追い落とせる強力な候補として駒ヶ根に送り込まれた。

しかし、松本候補には外原町長が「4年後に俺が引退したら後を継ぐのはお前だ」と後継候補として内示していた。

松本候補は、外原の誘いに乗らずに、中田・森連合のみこしに担がれるほうを選択したのだ。


結果は、外原の逆襲に遭って松本候補は惜敗してしまったのだが、そこで、敗因として考えたのが中田・森連合の周囲に映る共産党の影。

本人は自民党系保守であったはずが、革新系に担がれたために負けたのだと分析。

敗戦後は、革新系の支援者と縁を切る作戦に出たのだから、選挙でお世話になった方々にも挨拶に出向かなかったのは当然の行為。


つづく。