・結露対策は断熱と減湿

寒くなるとガラス窓に水滴がつくのが結露。

厳寒時には、結露水が凍結して窓が開かなくなることもあります。


地球温暖化防止のための「我が家の省エネ」が一段落したところで、この冬は結露対策に知恵を絞ります。

(CO2の削減は、一般的な5人世帯の1990年排出量に対して50%offを実現しました)


まずは、結露の正体から考えます。

空気には「飽和水蒸気量」というのがあって、温度と気圧で水蒸気を含む限界の量が決まっています。

ある温度と湿度の時、飽和水蒸気の限界となる温度のことを露点といいます。


温度28度、湿度80%の時の露点は、約24度。

同じ温度28度でも、湿度60%の時の露点は、約19度。

温度と湿度によって異なっていますが、それぞれ、この露点に達すると空気に含まれていた水蒸気が「水」に変わります。


空気が一気に冷えれば「雨」となりますが、室内では窓や壁が先に冷えるので、これらの場所で「結露」として水滴が付着する仕組みです。


結露防止グッズはたくさん出回っていますが、結露そのものを防止するものと、結露した水へ対応するものと二分されます。

界面活性剤を窓面に塗って曇りが生じないようにするものがありますが、水滴が見えなくなるので結露していないかのように錯覚させる商品です。

例えば、→フマキラー結露防止スプレー


つづく。