・候補者の公約は公平に全市民へ

要望書提出後の記者会見

記者会見

選挙管理委員会に公正な選挙を要望した市民有志の代表は、続いて記者会見に臨み、今回の要望書提出に至った経緯の説明や、今後の活動予定について取材を受けました。

記者からは、北沢候補に選挙違反の疑いがあるなら告発したほうが早いのではないかとの指摘もありました。


今後、市職労内部から情報提供者が現れてくれることを期待し、選挙オンブズマンとして活動を広げる方針を示しました。

選挙長との話し合いでも問題視された福祉施設不在者投票に関する疑念を払拭するための方策についての要望や、駒ヶ根市職員労働組合にも選挙運動の違法性を指摘していく予定も述べられました。


取材陣は、TV局のカメラを始めとして、50音順に、朝日新聞、伊那毎日新聞信濃毎日新聞中日新聞長野日報毎日新聞、読売新聞など、ほぼ全社。

選挙長も報道陣の多さにはビックリして「こっ、この人たちは何ですか」と事務局に確認したほどです。

選挙中の選挙違反がらみであるために慎重な取材となりましたが、各紙の報道姿勢がどう出たか、記事をご覧ください。

伊那毎日新聞 「市民が公正な開票を申し入れ」

長野日報にも記事が掲載されています。

立候補者に公約の公開を要望

北沢候補が市職労組と政策協定を結んだ件は、候補者の政策が一部の団体に限られたものとなっている問題点があります。

選挙管理委員会の次に市民有志は、各候補者へ、「一部の労働団体等との間に合意された政策」があるならば、有権者に公開することを求める要望書を差し出しました。


有志代表は北沢候補の選挙事務所に向かい、市職労組との約束に「政策について協議し合意した」とあることから、「北沢候補の政策を市職労組のみに示すのではなく有権者に公平に公開するべき」と選挙事務所の責任者にに申し入れました。

添付資料として、北沢候補が市職労組と取り交わした「政策」と、市職労組が推薦を決定し選挙運動に動員を呼びかける機関紙、法律の抜け道を使って選挙運動するための市職労組のマニュアルも同時に提出しました。


北沢事務所の代表は気軽に受け取っていましたが、その要望書が全マスコミに公開配布されていることには考えが及ばなかったからかもしれません。

そんなに重大な要望書だと知っていたら、受け取らなかったかもしれないからです。


もちろんのこと、他の二陣営にも、各種団体との政策協定があれば有権者に公開するようにとの要望書を提出しました。

杉本・林の両選挙事務所ともに、要望書を受け取った選挙運動員は、「当陣営では一部の団体と隠れて政策協定していません。」と確約していました。


北沢候補は、昨日以降の選挙運動において、「隠れた政策」を公平に有権者に示しているでしょうか。

有権者の皆さんは街頭演説などで確かめてください。