・村井知事、道路予算止めることない

オリンピック道路 東建月報2007年6月号  −−福田康夫首相が表明した道路特定財源一般財源化について

 「国民生活が混乱することだけはやめてほしいということに尽きる。道路に振り向けるかどうかは政策判断の問題、『だめ』というなら変えたらいい。私は現状維持を1年くらい続けて、議論を十分やったうえで、どうとでも決めてくれと(前回の会見で)言った。誰が考えたってやれることは同じ。僕が考えたって、福田さんが考えたって同じ」

 −−民主党に対する考え

 「民主党の言っていることが正直、よく分からない。経済の混乱について政治に責任のある者としてどういう認識を持っておられるのか私は問題にしている」

 −−平成20年度の道路関係予算の一時凍結は

= 「金のやりくりなんてのはね、私たちはプロですから、どういうふうにでもやりますよ。減らさなきゃならないんだったら事後的に減らしゃいい。泡を食って今止めることはない。私のところは止める気ありません。よその県のことは言いません。私はプロですからそんなことはやりません」

 −−県は暫定税率期限切れ時には予算の適宜適切な執行をはかるとしているが

 「国会で(歳入関連法案が)再議決されて、もう一度ガソリン税を上げる話になれば、長野県にとってどれくらいの減額になるか、見てなきゃわからない。慌てないでしっかり対応しましょうと言っているだけの話です」
2008.4.5 産経ニュース=

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道路特定財源暫定税率が廃止され、その分は財源不足になるにもかかわらず道路は作り続けるという村井知事。

他県では、財源不足となるからには道路建設は先送りとするところがほとんどなのに。


「減らさなきゃならないんだったら事後的に減らしゃいい。」

財源なしの道路予算のしわ寄せで削られるのは、弱者への予算(教育・福祉)になるのは、この人の立場からして当然の成り行き。

すべてに最優先して道路を作ろうとする「道路族」の面目躍如ですね。