・母親パチンコで車内1歳男児死亡

マルハン加治木店 同社HPより夏になると繰り返される痛ましい事故。 

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 14日午後4時ごろ、鹿児島県加治木町木田のパチンコ店駐車場に止めた乗用車内で、1歳7カ月の男児がぐったりしているのを母親(35)=鹿児島市=が見つけ、119番した。男児は搬送先の病院で死亡。加治木署によると、死因は熱中症とみられるという。
 母親は男児を車内に置き去りにしてパチンコをしていたとみられ、加治木署が事情を聴いている。この日の加治木町の天候は晴れで、約10キロ離れた鹿児島空港の最高気温は23・8度だった。
 パチンコ店によると、母親は店内にある無料託児所にいったん男児を預けようとしたが、満杯で断られていたという。=2008年4月14日 中日新聞

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パチンコが娯楽だった時代は終わり、パチンコ依存症がもたらす社会被害が問題となる「依存性ギャンブル」に変貌しています。

患者と化したパチンコ客は、すべてを忘れてゲームに没頭することで自己を開放します。

その間に、悲惨な事故が起こります。


店内の託児所が「満杯だからダメ」と断ったとありますが、その結果どういうことが起きるのか、店側に適切な判断があれば今回のような事故は防げます。

鹿児島県加治木町木田のマルハン加治木店では、事故を防止するための託児施設が機能していない。


同店の行動指針にむなしい一文を発見しました。

【誉めるストローク 〜1%への着目〜】
私たちは、「良くしたい」と一歩踏み出した勇気を尊びます。その結果、99%が未達成だとしても1%の達成部分を見つけ、それを誉めあう風土を創ります。
99%の事故は防げなくても、1%でも達成されれば誉めあう、自己満足とも受け取れます。


愛児を放置死に至らしめた母親の責任は無論ですが、依存症患者を増やしながら、1%の達成で満足するようなマルハンへの社会的な制裁が加えられるべきだと思います。

株式会社マルハン → マルハンイズム