・薪風呂からさらにCO2削減

4月の太陽熱温水器の使用実績をまとめました。

  1. 平均給湯温度 37度
  2. 平均日射量 56MJ
  3. 最高給湯温度 59度
  4. 最高日射量 77MJ
  5. 最低給湯温度 15度
  6. 最低日射量 10MJ
  7. 総日射量 1675MJ
  8. 総給湯取得熱量 32MJ(有効給湯温度42℃と水道水温の差×浴槽容量)
  9. 有効熱変換効率 1.9%(給湯取得熱量/総日射量)
  10. 適温(42℃)到達日数 18日

興味のない人には数字の羅列に見えるでしょうが、一番大事な数字は「8.総給湯取得熱量」。

この値が、削減できたCO2に直接関係します。


32MJ=134,000kcalで、薪風呂釜の燃料消費効率が50%、薪の発熱量を3,440kcal/kgとすると、
134,000kcal÷0.5÷3,440kcal/kg=78kg

一ヶ月で78kgの薪を節約できました。


削減したCO2は、薪のCO2発生率が1.8kg-CO2/kgとすると、
78kg×1.8kg-CO2/kg=143kgCO2

年間に換算すると1.7ton-CO2の削減になります。

一般家庭の年間CO2排出量が4.8tonと言われていますので、35%の削減です。


薪だからカーボンニュートラルなので、風呂からのCO2発生は一説にはゼロなんですが、CO2を発生していることには変わりはありません。

実際に削減すれば、それだけ地球温暖化防止に貢献できるわけで、削減に困っているところに売れると良いのにな。