・勉強より大切なこと

朝日新聞「どらく」より勉強より大切なこと。

学校で教えてもらえなくなったことのひとつです。

今朝の信濃毎日新聞に、このテーマで秋山仁氏のコラムが掲載されていましたので一部を紹介します。

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中学校三年生の12月、受験勉強がもっとも大事だとされる時期のこと。

夕方、担任の先生から家に電話が掛かってきて「大切な話がある。クラス全員、今すぐ学校に戻るように」。

午後7時過ぎ、全員が戻ったのを見届けて先生は、
「床掃除をサボって帰ったから、代わりに掃除をしておいた。受験勉強で忙しいのは分かるが、勉強よりもっと大切なことがあるぞ。みんなで決めた約束事はきちんと守ることだ。人間は大変なときにこそ本性を発揮するものだ。こういうときにこそルールを守って欲しい。では、夜も遅いので気をつけて家に帰るように。」

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学力だけを高める教育でよいのか。

秋山氏が通っていた中学校と同じ地域の杉並区の中学校では、放課後、デキる生徒に塾の先生による補講を始めた。

親のニーズ、生徒の希望、生徒を受け入れる日本の社会システムすべてを考慮した熱心な学校であると前置きした上で、

「だが、その熱意の方針の前提がそもそも正しいのか?」と疑問を呈しています。


我が家のルールは、「一番大切なのは家の手伝い。勉強や部活は、手伝いの合間を縫ってやる。」
(もちろん例外も多々ありますが・・・。)

家の手伝いでもっとも大切なのは、自分の頭で、何を、いつ、どうやってやったらいいのか考えること。

塾で知識だけ詰め込まれるのとは大きな違いが出ると信じています。