・「ふしゅう、みぞうゆう」の麻生総理

「少年両さん像」の除幕を行う麻生太郎首相(左) 毎日新聞より『ふしゅう』という言葉をご存知ですか?

大辞林によると、「捕虜。とりこ。」の意味だそうです。

麻生首相は7日の参院本会議で、侵略戦争と植民地支配を謝罪した村山富市首相談話を「ふしゅう」すると答弁。

総理は村山元総理の談話のとりこになっている???


あちこちで報道されていますから見かけた方も多いと思いますが、麻生総理は「踏襲」を『ふしゅう」と読み間違えしているのだそうです。

10月15日の参院予算委員会でも、従軍慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話を踏襲するかとの質問に「ふしゅう」と答えています。


官僚が用意した答弁原稿に難しい漢字が使ってあって、世情に通じていない麻生さんが読めない場合もあるでしょう。

しかし、一国の首相なんだから原稿に一通り目を通して「この字は読めない」と思ったら調べるくらいの慎重さが求められます。

日本の首相が基本的な日本語が読めないとは。


頻繁(ひんぱん)を煩雑(はんざつ)と読み間違える、「未曽有(みぞう)」を「みぞうゆう」とするなど、麻生さんの漢字能力の低さには驚かされます。

漫画ばかり読んでいると国語力が落ちてしまう悪い見本として後世に語り継がれるかもね。


漢字が読めないだけならまだしも、社会の仕組みも理解できない低能さが発揮されたのが定額給付金です。

選挙目当てのバラマキ額は決めたけど、細かいことは全部地方に丸投げのとんでもない愚策です。

まともな政策を国民に提示できない、末期的状況をあからさまにしたことの功績は大きいと思います。


麻生自民党に、このまま政権を任せておいたらとんでもないことになると多くの国民が思い知らされたのではないでしょうか。

麻生さんの政治ごっこは、そう長くは続きませんね。