・エコバッグは削減より意識の啓発


エコバッグ(またはマイバッグ)を持参する動きが各地で活発になっています。

長野県内の消費者の会などが10月から、マイバッグ持参のキャンペーンを展開しています。

もちろん私も車には常備している。


ところが、ホームセンターなどに買い物に出かけると、買うものに気をとられてエコバッグを車に置いてきてしまうことがある。

というよりも、車を降りるときに気がつくほうが少ない。

レジに並ぶ前に気がついて、時間があるときには車まで取りに戻るが、忙しいときにはレジ袋をもらってしまうことが年に数回はある。

もちろん、シールで済ませられるものはいいが、小物をたくさん買ったときなどは袋がないと不便です。


常時持ち運べて邪魔にならないエコバッグがあったらいいなと思っていたところへ、省エネルギーセンターから贈り物が届きました。

上の画像の「MOTTAINAI」の超小型エコバッグです。

名刺よりも小さく折りたためるが、広げると一般的なレジ袋サイズになる優れもの。

フックがついているのでいつも持ち歩いているセカンドバッグに吊り下げておける。

これで、ちょっとした買い物のときに、車にエコバッグをとりにもどらなくても良くなりました。(忘れるのが悪いとの突っ込みはご容赦くださいね。)


国内では、国民1人あたり年間4.3リットルの原油をレジ袋として消費しているとされる。

CO2に換算すると11kgくらいだからたいした削減にはなりません。

お国では、一人当たり一日1kgの削減を呼びかけているので、一年掛けて11日分の削減にしかならない。

だから、温暖化防止の取っ掛かりとしてはいいけれど、胸を張って「温暖化防止しています」と言えるほどのものではない。


活動している人たちの多くも知っているとは思いますが、できることから始めようのひとつであって、やるべきことのごく僅かに過ぎない。

削減効果よりも温暖化防止の第一歩を踏み出したことの意識改革がレジ袋削減の大きな成果です。