・広島の平和式典に田母神が挑戦状

8月6日は総選挙が予想される2日と9日の中間ですが、今日は選挙とは関係のない話です。

8月6日に広島市で講演を予定している田母神俊雄・前航空幕僚長と、主催する日本会議広島に対し、秋葉忠利市長は29日、日程の変更を求める要請書を送ったという。

秋葉市長は「表現の自由という視点で考えれば、いつどこで何を発言するかは自由」としたうえで、政府に核武装を求める田母神氏が「原爆の日」に被爆地で講演することは「被爆者や肉親を失った遺族の悲しみを、いやが上にも増す結果となりかねない」と強調。講演日程の変更を求めている。

田母神氏は昨年10月末、歴史認識に関する政府見解を否定する論文を発表し、航空幕僚長を更迭されている。

8月6日の講演について田母神氏は今月20日、中国新聞の取材に対し「核兵器は絶対に使われることのない兵器だが、持つか持たないかで国際的な発言力が全然違う。日本のために核武装するべきだと考えており、講演ではそこに触れることになると思う」と話したと伝えられている。

広島では「ヒロシマの平和を疑う」と題して講演する予定。


これだけなら戦争バカの軍人が核武装を扇動するカルト集会だってことでスルーするはずですが、うちの家族がかかわることになったので放っておけません。

8月6日には、うちの次女が駒ヶ根市の中学生の代表の一人として広島で行われる「平和記念式典」に派遣されることになったからです。

核兵器武装を謳う元自衛官トップの講演が、平和の祭典を台無しにしてしまう。

軍事オタクたちが自己満足に浸っているのは構わないが、国際的に注目される非核の式典に照準を合わせて核武装を論じるのは、日本国民への挑戦状だ。

自分の娘が参加している現場に挑戦状が叩きつけられることには我慢がならない。


こういう危険分子をトップに据えた自衛隊の内情は、非常に危ういものになっていると思います。

戦争を賛美する好戦的な集団に自衛隊がなっていることの表れかもしれません。

自民党の軍事政策を忠実に表現するこれらの正直者の存在が、自民党政治の終焉にさらなる力添えをすることになる。


鳩山・民主党代表の謳う「友愛」が世界平和をもたらすための日本の政策へ大きな力を与えてほしい。

戦争を武力で鎮圧するというこれまでの考え方から、戦争が発生する要因を地球上から取り除いていく平和外交へ民主党によって日本のかじ取りが変化していくことを期待している。


やっぱり最後は選挙の話になりますね。