・ビオトープにメダカやエビが棲みついた

田んぼに「温水池」を併設しているのだが、今日、小魚が生息しているのを発見!

待望の魚だ。


減反名目が「ビオトープ」となっているのに、魚が全くいない状態が続いていた。

理由は、農業用水が遠方からコンクリートで囲われた水路で引き込まれているので、生き物の生息環境にない。

奇跡的に流れ込むのをひたすら待っていた。


今日確認できたところでは、メダカとフナ、それとエビ。

田んぼのエビというと豊年エビが定番のようだが、姿からすると沼エビのようだ。

作付面積を増やそうと思い、ビオトープの面積を縮小するために干上がらせて見つけた。


うちの田んぼは13aしかないが、駒ヶ根市からは5a減反しろととんでもない指示が来た。

民主党が推進した戸別所得補償の副産物だ。

この制度では10aまでは自家用米に使われるとして補償から除外される。

駒ヶ根市のおバカな農林課の職員は、それをも下回って減反させようというのだからとんでもない奴だ。


お役人がしゃくし定規に減反させようとしても、逃れる手立てはいくらでもある。

それも合理的に。

お上から押し付けられた減反面積を超えて減反している農家と協力することだ。

近所の農家に3a分の減反を振り分けて、うちの田んぼは2a減反することにした。

これで昨年よりも1a分広く田んぼが使えるので、ビオトープを縮小することにしたわけ。


縮小するとひと口に言っても、長さ20m法じり1.5mほどはある土手を数メートル移動させるのだから簡単ではない。

小型のバックホーを使って一日がかりだった。

燃料にはBDFを使っているので、一日中天ぷら油の臭いとともに作業してました。