・民主党は初心に帰るべき

民主党がやっと国民目線で現状を認識できるようになったようです。


民主党参院選「与党過半数割れ」危機感

 民主党小沢一郎幹事長が次期参院選の目標とする「単独過半数確保」が困難になっているとの見通しが党内で広がっている。 ⇒以下、毎日JPへ

我々が気がつかないところでは一生懸命にやっているかもしれないが、国民が民主党による成果をほとんど実感していないのだから仕方がない。

見せる工夫が乏しいのも政権与党の努力不足の表れだと思う。


小沢&鳩山コンビの政治と金が一番のネックだが、それだけが民主党の印象を悪くしているわけではない。

長野県の恥でもある北沢俊美に代表されるように、閣僚が自分勝手に行動や発言するから信頼されない。

鳩山首相を支えるつもりが感じられない。

政権を奪取し、与党の議員に成れたことで浮足立ってしまっているように思える。


閣僚にしてこの三昧だから、長野五区の加藤学のような末端の雑魚議員は手がつけられない。

自民党道路利権を厳しく批判していたはずなのに、いつの間にやらそっくりお株を譲り受けている。

『地元の道路は私が責任を持って作ります』 『私の功績で道路予算をこれだけ確保しました』

こんな国政報告を恥ずかしげもなく地元で開催し、ブログで自慢するような邪な議員だからボンクラと批判されるんです。


政府は成果が上げられない、小沢チルドレンも与党議員の立場に浮かれて地元に根を張れない。

これでは政権与党として選挙を戦う態勢づくりは無理でしょう。


民主党は初心に帰るべきだ。

予算に優先順位をつけて、重要な事業から順に予算を確保する。

財政再建を念頭に予算規模を圧縮するから、予算に収まらない事業が出てくるが優先順位に従ってバッサリカット。

これを国民がはっきりとわかるようにやるしかない。

カットされた事業の恩恵にあずかっていた人たちは怒るだろうが、そんなことに構っていては行財政改革はできない。

選挙優先の小沢流ならなおのこと、候補者が勝てる分だけ票が得られればいいのだから、余分な票田の人たちは怒らせておけばいい。


自分も怒る立場になる可能性はあるが、民主党に期待をしたからには我慢するしかないだろう。

国民の期待がどこあったから政権交代が実現したのか、もう一度よく考えてみることだよ民主党さん。