・なすが日本を救う

原発を全廃するための光明を見出す道について、コメントをいただきましたので紹介します。(HNの表記は除外しました)

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原発の議論では、発電全体をどうするかという問題と、夏場などの需要におけるピークカットをどうするかという問題を、混同しているように思います。
深夜の電気予報を見ますと、50%を切る需要で判るように、昼間と夜の需給のバランスを平均化することで、現在の原発をすべて止めても、供給余力は大丈夫でしょう。

提案します。
「なすが日本を救う」。
なすといっても、野菜のナスで発電するなどということではありません。
日本ガイシという会社が製造している「NASバッテリー」のことです。

バッテリーといっても、自動車に積載している、小さなバッテリーではありません。
大きなものでは1ユニットで総2階建の住宅ほどのおおきさであり、そのほとんどが、諸外国に輸出されています。
NASバッテリー」は鉛バッテリーに比べて、3倍の蓄電容量があり、何より、製造にレアメタルは使わず、日本の製造原料使用しており(硫黄、ナトリウム、セラミックス)、水などの補給も全く必要ありません。要するに野天に据えて、配線をすれば、後は、夜充電して、昼間、その電気を使うだけ。

使い方としては、マンション、オフイスのビル地下に据える、工場などの大量需要家には、その敷地に据えるだけです。
揚水式の水力ダムを建設する必要もなし。
ごく僅かの時間で、日本の需要の20%を賄うことも可能でしょう。
既に、世界中に40万KWの「NASバッテリー」が使われており、その可能性は無限です。
(あえて申し上げますが、日本ガイシの宣伝をしているわけではありません)。

ちなみに、この技術は東京電力が開発した、日本が世界に誇る固有の技術でありますが、東電はこれを普及させるより、原発村の利権を優先して、広く世間に広報するなどの努力をしておりません。
まことに、ぶさいくな会社といえます。
万死に値する。
原発村の利権は諸悪の根源。
皆様、そう想いませんか。