・汎用の25分の1 世界最小のインバーター開発

世界最小のインバーター開発 NEDOの委託先

新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)は6日、委託先の研究機関が世界最小のインバーターを開発した、と発表した。汎用型に比べて大きさは約25分の1の約500立方センチメートルに小型化。将来は電気自動車や鉄道への応用が期待されている。
委託先は、産官学でつくる技術研究組合「次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構」。
インバーターは直流電力を交流電力に変換する装置で、モーターの回転を効率化できるため、家電などに使われている。直流電力である太陽光発電を交流電力の送電線につなぐ際にも必要だ。 =2011/09/06 共同通信

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これは期待が高まります。
ニュースには欠けていますが、一般家庭の使用電力5軒分に相当する15キロワットを変換し、モーターを連続動作できるようです。
これまでのシリコン製半導体インバーターは、100度程度の高温にしか対応できず大型の冷却装置が必要だが、炭化ケイ素を使うことで200度にまで対応できることなどから小型化が実現している。

実用化は2018年ごろと、まだ先の話だが、電気を効率よく利用する機器の開発が進むと期待される。