・欄間窓の高断熱化2

カネライトフォームの外側にアルミホイルを張りつけた。
一見すると遮熱材のように見えるが、カネライトに日差しが当たって劣化するのを防止するためです。

遮熱材としての効果があるかもしれませんが、遮熱効果って定量的に把握できないんですよね。
強い熱線(遠赤外線など)を反射する効果(遮熱)は認められますが、熱伝達を遮断する(断熱)にはほとんど無力。

時折、遮熱材に断熱性があるかのような宣伝文句を見かけますが、ほとんどがまやかし。
グラスウールやスタイロフォームと併用して初めて効果が発揮されるものです。

話を戻して、アルミホイルの上には中空のポリカーボネートを置きます。
網戸のレールに、はめ込むだけだけだから簡単施工。
気密性を高めるために隙間をシリコンシールで目張りします。
これで外れなくなるから防犯性もガラスより高まりました。

内側は、とりあえず下地にその辺に転がっていた合板を張って、いつの日か暇になったら仕上げ材を張ろうと思います。
以上で、欄間窓の高断熱化は完了。

外側 : 中空ポリカーボネート + アルミ箔
中心 : カネライト30ミリ×2層 + 発泡スチロール30ミリ
内側 : 合板
貫流率は0.4(W/m2・K)