・極寒、高地、積雪の三重苦を走破 1

クリスマスイルミネーションを見に日帰りで軽井沢へ出かけてきました。
駒ヶ根からリーフで軽井沢へ行こうとすると充電スポットがないので高速が使えません。
下道だと標高1600メートルの高地越えだし、氷点下10度近い寒さに遭遇することもあります。

今回は、県道40号線が当たり前のように積雪。
スキー場を縫うように通っている道だから当然ですが。

事前にシミュレーターで氷点下3度くらいかなと想定していたら、実際には氷点下8度まで下がりました。
ヒーターで温め続けないとフロントガラスの視界が確保できない状態です。
想定より5度も低い状況は厳しかったですが、道路環境を「郊外」と仮定していたので、実際は停止する機会が少ない田舎道だったので相殺しておつりが来ました。

事前のシミュレーションは画像のとおり。
シミュレーション条件を実際の走行環境に合わせて試算し直すと、カーウィングスに記録された電費にぴったり一致しました。
※左が想定値、右が実情に合わせた値

・自宅→丸子中央病院
気温(℃) -3 → -7
発停間(km)  2.0 → 5.0
残量(kWh)  2.1 → 2.7
電池量計  12-2 → 12-2
電費(km/kWh)  6.8 → 7.3
電力量(kWh)  12.4→ 11.6
エアコン(kWh)  2.8 → 3.1

・小諸(日産)→諏訪湖SA
気温(℃) -3 → -2
発停間(km)  2.0 → 5.0
残量(kWh)  1.3 → 2.5
電池量計  9-1 → 9-2
電費(km/kWh)  6.1 → 6.9
電力量(kWh)  11.1→ 9.9
エアコン(kWh)  2.3 → 2.0

最低気温が氷点下8度まで下がる標高1581メートルの峠を超える雪道では、道中のリーフは「到達できない可能性があります」と絶望的な航続可能距離を示してドライバーを恐怖に陥れます。
シミュレーションでは越えられるし、40キロ以上先のSAの充電ポイントまで到達できるはずと判っていても、目の前に航続可能距離「11km」と表示され、充電場所を探せと促されると気持ちがいいものではありません。

つづく