千円高速でどこまで行ける? 四国周遊

いわゆる千円高速で四国まで片道で2千円で行ける。
ここまでは高速道路だから、誰でも予備知識なしで行けます。
問題は四国に入ってから。

概ね、このようなルートを予定しています。

※松山にも寄る予定。

四国の充電施設は、本州ほどには完備されていません。
一部の地域は、EV走行に余裕が無い。
さらに充電器が貧弱だと、所要時間が長くなります。

ざっとシミュレーションするとこんな感じ。

四国を3/4周して約千キロのドライブコースです。
消費電力量は105kWh
一回の充電につき7kWhの計算になります。
日産の充電器なら15分ほどですが、道の駅やファミマだとおかわり充電が必要になるかもしれません。

細かく見ると、充電時間が厳しくなるのは「道の駅 小田の郷せせらぎ」と「ファミマ高松香西北店」。
「ファミマ高松香西北店」は手前の「観音寺山田産業団地前店」との間にも複数の充電施設があるから追加することでおかわり充電を回避できる。

一方で、「道の駅 小田の郷せせらぎ」の手前は「マルシェ・ユスハラ(ホテル)」だが、途中に充電できる施設が無い。
45分程度の充電時間になることを予定に組み込んでおく必要がある。

こうして充電時間の目安が得られると、グーグルマップの所要時間と組み合わせることで目的地の到着時刻を計算できる。
充電待ちはこれまでの経験から平均すると10分以下なので、一か所あたり10分を見込んでおけば十分だし、その時間は余裕として生かせます。

大事なことは充電施設の営業時間との整合性だ。
営業時間内に利用できるように旅全体の計画を合わせる必要がある。

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EVは充電に時間がかかるから遠出に不向きと考えられがちだが、綿密な計画があればガソリン車で無計画に出かけるよりも効率良く旅を楽しむことも可能になる。

実際、こうした旅計画を楽しみの一つとすることで、寝る間を惜しんで走り続けることなく行きたいとこに行き、存分に楽しむことができる。

EVのナビが進化して、運転者の意向に沿って最適の充電プランを随時表示してくれるようになると、誰でも気軽に遠出できるようになる。
その日が来るのは、いつのことになるだろうか。