原発のための温室効果ガス削減

昨夜のプライムニュースは痛快だった。

「温室効果ガス26%削減 政府目標と各国の思惑」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
テーマは「温室効果ガス26%削減 政府目標と各国の思惑」
ゲスト
井上信治 自由民主党環境・温暖化対策調査会副会長 元環境副大臣 衆議院議員
・澤昭裕 21世紀政策研究所研究主幹
小宮山宏 科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長 元東京大学総長
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前者の二名は「再生エネは高コストで環境に悪影響を与える。原発温室効果ガス削減に不可欠」とする立場。
後者の小宮山氏は客観的な裏付けから26%削減の枠組みを「2030年までに再生エネのコストは現状の主力エネルギー源を下回る。日本は取り残される。」バッサリと切り捨てる。

国の将来に必要とされ出来るはずのことをせずに、一部の利権のみが必要とし出来ないことをやろうとしている、鮮明になっていました。

「太陽光や風力は自然任せで安定しない」と政府の提灯持ちが言えば、テスラの蓄電を実例に「すぐに低コストで課題は解決する」と否定。

Fit(再生エネの買取制度)が国民負担となっている」と自民議員と提灯持ちが指摘すれば、小宮山氏はスケジュールとコスト試算を明示して「政府目標の時期にはコストは逆転している。今の負担は無くなる」とロードマップを提示する。

温室効果ガス26%削減目標は、原発の再稼働と寿命延長、新増設を目指すための建前に過ぎない。
そのためには必要な技術である再生エネを抑えむ。
安倍自民党は、国のためではなく原発利権のためにあるのだと再確認できました。